標識に従って、坂を降りていくとモダンな駅があり、そのすぐ目の前に広い駐車場があってこれも又モダンな作りの温泉がある。一寸見たところ博物館とか公民館と思われるような建物だったので一瞬迷った。
入口が又変わっていて、黒味がかった大きい一枚の板戸のようなものだったので、「あれ、入口は?」と考えていたら、そこからお客さんが出てきたので「へー変わった出入り口だな」と驚いた。
普通の白い板ガラスの戸だとぶつかって怪我をすることもあるから、わざとこんな風にしたのかも。
どんな発想なんだろう。ここの温泉も定期的に男女が入れ替わるそうだ。私は洋風を期待したが和風の方だった。普通の大浴場のすぐ隣にヒノキ風呂があるが、一番気に入ったのは寝転がって風呂に入れることだ。湯に浸かりながら「これなら身障者でもゆっくり温泉に浸かることができるなぁ」と感心してしばらく寝転がった。
こんな試みはどこも(私の知っている限りで)やっていない。
こんな良いところなのに身障者は来ていなかった。これはぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
ただ、私のわがままではあるが、喫煙場所が廊下の一番隅っこだ。これでは揺らぐ紫の妖精と楽しむことは出来ない。(2003.05.05最近この記述はクレームがつきそうなので削除しようと思ったが、最初の感想なのでご容赦願いたい)。
それと廊下がなんか刑務所(入ったことは無いが)のように暗い感じがした。こんなかんじが「新しい感覚」なのだろうか?
古い人間とお思いでしょうが・・・やっぱり私は明るい普通の廊下が良いなぁ。(^_^)
帰りに羊蹄山の冠雪が綺麗だったので撮ってきました。見てやっても良いよ、という方はここをクリックして下さい。 |